次の朝には遥香の肌の色も随分よくなり、昼過ぎには保育器からだしてもらいました。そして看護婦さんに沐浴をさせてもらいました。
ところが沐浴の後、遥香の様子が急におかしくなりました。看護婦さんがあわただしく走り回って、遥香のいる授乳室のカーテンが急に閉められました。そしてすぐに小児科の先生が来て遥香を診察しました。
その後、遥香はもとの保育器に戻されました。妻はどきどきして何が起こったのか分からずただおろおろして、私に連絡を取りました。しかし、連絡がつかず、私がようやく駆けつけたのはだいぶ時間が経過してからでした。
その間に、連絡を聞いたおばあちゃんと信輔があわてて病院に駆けつけてくれていました。
看護婦さんに妻が「何が起こったのですか」と尋ねると、「子どものために最善を尽くしています」との返事だけでした。時間が経過し、私が改めて先生から説明を受けたときには「その時、遥香の呼吸が一時的に止まり、今も身体中にチアノーゼがでている」とのことでした。
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